いやぁ……いやぁ……
と、ずっと唸っていた昨日の夜でした。
夢を見ました。
青白くて黒い格好をした吸血鬼に、左脇腹から脾臓に向かって剣を刺し込まれ、生気とか血とかを吸われていく夢。勿論動けません。祓いたまえ清めたまえと必死に祈っても無情に吸い取られて、最初痛かったのが段々麻痺してきて、剣だけが真っ赤になってて血は一切散らず、「やめてぇ……やめてぇ……吸わないでぇ」って力無く言いながらなんか致死量の半分くらい吸われて逃げられた。
そこで目が覚めたのだけど、目が覚めた後もずっと痛くて、しかも変な疼きと言うか、麻薬を塗りたくって痛みを快楽に変えようとしてるような気持ち悪い感覚がずっとあった。余りにも目覚めた後も物悲しくて気持ち悪くて、「やぁ……いやぁ……いやぁ……やだぁ……」と20分くらい呻いてた。んでいつの間にかまた寝てた。
で、これな。
私襲われた時に「昨日の奴がまた来た!」って思ったんですよ。やな話。
何となく朝起きて思ったのは「『犯される』ってこんな感じなんかな」ってこと。いや、まぁこんなもんじゃ済まないだろうけど、系統的にこんな感じの心理かなって。
なす術なく奪われ、後に他では経験の仕様がない妙な感覚を残し、ひたすら物悲しくて、何の慰みも無い兎に角惨めな空間。語彙が足りなくてなんかアレだけどそんな感じなのよね。
うちの神様は私に何をさせようとおもてんのやろ。