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月の海から地球を眺め

宇宙人から見た地球。そしてニッポン。

雇われ店長

尚、当人は唯の雇われ職員な模様。
とは言っても、現状店を開いている一番上位の人間が自分なので、思う所は多々ある。そんな話である。

今日は台風が来ている。
こんな日には客も来ないし、代用の仕事もありはしない。
おまけに電車があちこちで止まっているとか、動いているものも根性で辛うじてとか色々ツイッターから聞こえてくる。
(ちなみに私は通勤時間90~120分)
早々に店を畳んで休んでしまいたいが、雇われとなるとそうは行かない。
雇い主に許可を取らない限り帰る事は出来ない。
また、自分が開店に責任を持つ以上、ヤバいと思ったからと言う理由で帰る事も出来ない。
と言う訳で不安なんだがと言う話になっても相談することくらいしか出来ず、相談の結果『店開けて』と言う事になり、今こうして空いた時間でオフラインで筆を取っている。オンラインでは回線接続でバレてしまうので、メールに取って休憩時間にスマホからコピペである。
これ帰れなかったら誰が宿泊代補てんしてくれるんだかなぁ。

まぁ実際理屈は解るのだ。
店を畳むわけには行かない。通信や電信であれば尚の事だ。実店舗なら人が誰も来ないからと言う理由で早期閉店する事も出来るが、そうなると家に籠った人によって電信や通信側が寧ろ活気が出てしまう。
私達はこういう外出出来ない時のための人間であるから、そんな(本来なら。尚現状は略)書き入れ時に人を休ませる訳には行かないと言うのは理解できる。
それなら自宅から仕事してもいいだろが(´・ω・`)とも思うだろうが、『職場』と言う環境はこれはこれで大事なので今後オフィスと言うものが消える事は先ずないだろうと私は思う。

閑話休題
雇われ店長まで位階が上ったことは無いが、この仕事を始めて、自分が肩書無き現場中間管理者みたいなものになってから、なんとなく中間管理職如何ばかりかと言うものが垣間見えている気はする。
中間管理職は犠牲者だ。特に善良であればあるほど奉仕度が増えてくるだろう。よくよく板挟みなんてものを聞くが、中間管理職の苦痛の本質は義務が増える癖に権利が増えないと言うその一言に尽きるだろう(任される業務は増えているが)。特に雇われ店長的な場所はその傾向が顕著であると思う。板挟みなんてものはそこから生み出される副次的な現象だ。
上にへつらい下に怒鳴るような連中が横行するのは善良な人が潰されていくと言うのが実に大きい気がする。権利が増えないとは言っても先輩後輩上司部下の関係が消えるわけではないから、部下に横暴に出ようとすれば出られるし、上との距離が近ければ幾らでも同僚のある事ない事を吹き込める。

と言う訳で善良な労働者にお願いしたい事がある。
上司が良い人だったら全力で立ててあげてくれ。補佐してくれ。場合に拠ってはたまには無理してくれ。じゃないといざと言う時守れるほど彼らの立場や体力が無くなってしまう。
会社の体質がホワイトであればその心配も無いだろうが、そこまでホワイトな場所は今は幾許も無い筈だ。そういう場所にいる人には素直に祝福を送りたいとすら思う。おめでとう。貴方は幸福だ。

と言う訳でこうして自らの帰宅に不安を覚えながらも、今までに比べれば良い上司なんだし、一日くらい帰れなくても良いか。と書きながら落ち着いて来た私なのであった。