有機無機コンプレックス

最近見つけたお気に入りの場所。

無機質だらけの山の手の内側に、有機の濃い空間が少しだけ。この場所は今の時期は蝉の鳴き声が凄く、森独特の蟲の香りがする。有機が濃いとはそういう事だ。ただ緑があるのではなく、生き物を五感で感じられる。

この中から無機なる外を見れば表題と写真の完成である。一週間前に此処を見つけてからというもの、毎日昼食代わりにチアシードバナナシェイクを飲んだ後は此処まで来る事にしている。大体職場から陽道を歩いて15分。陰道を歩けば25分か。ちなみに地上の道と地下の道の事です。この付近は駅だけではなく街そのものがダンジョンだ。

ダンジョンを歩く目的は神社である。たまたま最初に此処に来た時に見つけ、御縁があったので通う事にしている。心機一転頑張るようにと助言を賜った。丁度災いから身を離した時期であったから、お陰様で何があっても仕事だけは前向きに取り組み続けていられる。信仰の力は凄まじい。

ビルの中で働く私、木造神社に頭を下げる。そんな有機無機コンプレックス。