瞼の裏のプラネタリウム
仕事をしている以上、人とは必ず関わっている。
僻地の私でも其れは変わらない。
人の仕事で組織が立ち、組織の集いで国が立つ。
どんなに矮小に思えても、どれだけ孤独を感じても、この世界で自分は役に立っているし必要とされている。
例え見返りの無い仕事や責任が自分一人に掛かってきて、自分が切り離された道具のように思えたとしても。
そうではない。皆仕事を通じ支え合っているのだと、人の繋がりを想起して自らを奮い立たせる。
もしかしたらその果が愛国心と言う奴になるのだろうかとふと思いながら、今日も重たい身体を一歩ずつ。